私は三度の飯よりアニメが好きです。
そのため当然のように深夜アニメもよく観ています。
そんな私ですが、先日アニメを普段あんまり観ない友達に「深夜アニメをよく観ている」という風に話したら、「へー。じゃあオタクなんだねー」と言われました。
ここで少しだけ引っ掛かる私。
別にオタクと言われることは全然構わないのですが(というより私は100%オタなので間違ってないです)、「よく深夜アニメを観ている」とオタクなのでしょうか。
とてもしょうもないトピックですが、ちょっと考えてみたくなりました。
そもそもオタクってなんだろう
そもそもオタクってなんでしょう。
昔と今ではその使われ方や言葉の意味も変わってきている気がします。
昔は「オタクなんだね」と言われたらバカにするようなニュアンスが込められている場合も多かったと聞いています。
だからオタクであることを隠している「隠れオタ」も多かったとか。
まあこれは年上の方の話から「昔はそうだった」みたいな話をよく聞くというだけなので、実際のところはあまり詳しくありませんが……
ただ、今はオタクを自称している方も非常に多いですし、なんなら「オタ活」なんて言葉もあったりします。
ツイッターなどを覗いていると、オタ活している女子もたくさんいます。
というわけでオタクであることは別に隠さなくても良いようになってきました。
そういう風に時代が変わってきたのだから、「オタクなんだねー」と言われても、そこにはバカにするようなニュアンスは全くないともいえるかもしれません。
深夜アニメをよく観ていたらオタク?
でも深夜アニメを観ている=オタクなのかというと、「そうなのかなー?」という風にも思ってしまいます。
今の時代、深夜アニメをよく観る人なんていくらでもいると思います。
だからそれだけでオタクということになったら、「もう世の中の人みんなオタクじゃん」とも思ってしまうわけです。
かといって「じゃあオタクと非オタの境界線ってなによ」と言われたらちょっと分かりません。
オタクと非オタの境界線なんてないのでは?
ここで発想を変えると、もはや現代においては「オタクと非オタの境界線なんてない」のかもしれません(特に10代~20代の若者において)。
だって今の時代、「萌え絵」「可愛い二次元の女の子の絵」なんてそこら中に溢れてるじゃないですか。
マンガもアニメもソシャゲも。このあたりは1990年代あたりの作品と比較したら私にだって分かります。
二次元の世界ではどんどん可愛い女の子が増えています。学校の教科書にだって美少女が出てくる時代です。
今の時代にそういったオタ産業的なコンテンツを消費していない若者なんてほとんどいないんじゃないかと思います。
だから皆、オタであり非オタでもある。そういった状態が重なり合っているのではないでしょうか。つまりシュレディンガーのオタクです。
自分で書いていて何を言っているのか分からなくなっておきました。おやすみなさい。明日も良いことがありますように。
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